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LGBTサポート 2018.04.06

Vol.6 【LGBTの基礎知識】: 性の3要素。あなたはどこに当てはまりますか?

性のあり方には多様性があります。

3つの要素でその人が自認するセクシュアリティが見えてきます。

1つ目は、「カラダの性」。戸籍上の性、身体的な性別です。

2つ目は、「ココロの性」。認識している自分の性別です。

3つ目は、「スキになる性」。恋愛感情を抱く相手の性別です。

 

自認する性はひとりひとり異なるため明確に分けられるものではありませんが、皆さんに理解していただくという意味で、仮に①~⑫の区分けをしてみました。

仮にこのようにしてみると、①~⑫は以下のように考えられます。

●諸説ありますので必ずしもこれが正解というものではありません。

 

例えばあなたが、シスジェンダーのストレートであったとしましょう。

しかしそれは、数多くあるセクシュアリティのひとつでしかなく、決して「普通」でも「スタンダード」でもありません。

また、クエスチョニングやX(エックス)ジェンダーと言われるLGBTという特定の枠に属さない、自分の性自認がはっきりしていない人。

Aセクシュアルと言われる、性愛の対象を持たない人、性的欲求そのものが無い人もいます。

 

大切なのは、どんなセクシュアリティであっても、その人が「自分らしく生きることができる」ということです。

 

昨今「ダイバーシティ経営の必要性」を課題とし、企業はさまざまな取り組みを展開しています。

日本経済団体連合会は2017年3月、会員企業を対象に、LGBT施策について尋ねる初めての調査を行い、全体の15%に当たる233社から回答がありました。

 

まず、「LGBTに関して、企業による取り組みは必要だと思うか?」という問いに対しては、90%以上の企業が「LGBTへの取り組みの必要性を認識している」と言う結果になり、LGBTへの関心度の高さがうかがえます。

 

 

次に「LGBTに関して、何らかの取り組みを実施しているか?」という問いに対しては、「何らかの取り組みを実施している」と回答した企業は42.1%、「検討中」という企業が34.3%に上りました。

 

「実施している」または「検討中」と答えた企業に、その内容を複数回答で尋ねたところ、LGBTへの理解を深める「社内セミナーなどの開催」が91.8%と最も多く、各企業が最初に取り組むスタート地点は、「社内・職場におけるLGBTの理解促進」であることが読み取れます。

次いで「相談窓口の設置」が82.8%、「採用活動におけるLGBTへの配慮」が65.7%となっています。

会社説明会などで、「御社のLGBTに対する取組や考え方を教えてください」という質問があったという事例も耳にしたことがあります。

そして、「性別を問わないトイレなど職場環境の整備」が52.2%、結婚休暇や配偶者手当を同性のパートナーにも認めるなどの「人事制度の改定」が32.8%という結果でした。

 

こういった結果を見ると各企業の取り組みが進んでいるように思われがちですが、中小企業も含めた、日本全国の企業を対象とした場合、取り組みを実施しているのは全体の約0.01%未満とも言われており、本当の意味での多様性とはまだまだ言えない状況です。

LGBTに関しては、「プライベートなことに企業が対応する必要があるの?」とか「プライバシーに関わることに企業が立ち入るのはどうか」という話を聞くことがありますが、LGBTの社員が職場で苦痛を経験しており、いきいきと働けていない、自分らしく生きることができていないという現状があるとすれば、働きやすい職場づくりに取り組むのは、企業として当然のことではないかと思います。

 

2014年7月に改正された、「男女雇用機会均等法のセクハラ指針」では、LGBT等の性的マイノリティに対する差別的言動も職場環境を悪化させるセクハラにあたると定められ、このような世の中の変化を受けて、一部大手の企業は同性カップルも結婚祝い金や結婚休暇を取得できるように就業規則を改定するなどの対応を始めましたが、制度面の変更だけでは課題をクリアしたとは言えません。

 

LGBTを正しく理解し、「すべての社員がイキイキと働ける環境づくり」というテーマで、真剣に取り組む企業が少しでも増えてくれればと期待する一方で、我々もその取り組みのサポートを積極的に行っていきたいと考えています。

 

 

LGBTサポート担当 武藤

お問い合わせは:http://www.denko-ag.co.jp/original#contact

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