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トレンド 2025.11.27

Japan Mobility Show 2025に行ってきました!~未来の技術編~

2025年10月30日(木)~11月9日(日)、東京ビッグサイトにて開催されたJapan Mobility Show 2025。

今回のレポートでは、未来の技術を展示している企業にスポットを当てて紹介します。

(ちなみに一般公開初日に行ってきました。OPEN時にはとんでもない行列が!)

まずは西3・4展示ホールへ。ここではデンソーさんをはじめ部品関連の会社が集まっていました。まず目を引くのがブリヂストンのAirFree。空気を使わないタイヤです。

空気を使わないことでパンクもなく、空気補充も必要なく、さらに再生可能資源を使用しているのでエコでサステナブルです。またこの近未来感あふれるカラーがかっこいい!

ブリヂストンはAirFreeを自動運転と組み合わせ、高齢化が進む地方の移動を持続的に支えることを目標にしています。

AirFreeを装着したモビリティの展示もありました。

こちらはフタバ産業のレーザー除草ロボット。このロボットは自走し、フタバ産業が独自に開発した画像処理AIにより雑草を判別しレーザーをピンポイントに照射します。このレーザーはフタバ産業がクルマづくりに活用していたレーザー溶接の技術を活用しており、雑草を完全に枯らすことができるそうです。

西1・2展示ホールでは10年後の未来にフォーカスした企画展「Tokyo Future Tour 2035」、スタートアップ企業にフォーカスした「Startup Future Factory」が開催されていました。

Tokyo Future Tourでもひと際人気だった展示は、SNSでも話題になったミズノのフットギア「MOBILARIA β」。こちらは炭素繊維強化プラスチック板バネフットギアとのことで、板バネによって疲れにくく効率的な走行が可能。ミズノが提案する未来のモビリティです。

試着体験が可能でしたが、待機の行列ができていたので諦めました。

Startup Future Factoryではスタートアップ企業の個性的でユニークな展示が数多くありました。

こちらはCyberneXの脳波計測デバイス。脳波計測と聞くと頭全体に被せる仰々しい機械を想像してしまいますが、もうワイヤレスイヤホンくらいの大きさにまで進化しているようです。

こちらはGBS株式会社のパワードスーツ。重い荷物を持つときなどに補助してくれるようです。まさに未来という感じがします!

ちなみに、Tokyo Future Tour・Startup Future Factoryの横では弊社もお世話になっているグラフィックレコーダーの春仲萌絵さんと他2名のグラフィックレコーダーの方たちが前回のJMSに引き続き大型グラフィックを制作されていました。

来場者から集まった「10年後の未来」を大型イラスト化!初日ですでに30個ほどイラストができていたので最終的にどうなったのか。非常に気になります!

私が一番感動したのはAGCの透明LED封入ウインドウです。

ドアガラス内に封入された透明LEDディスプレイパネルにより、「車窓ディスプレイ」を実現。なんとタッチパネル機能も備えています。

まだ試作段階ということですが、今後車のウインドウで地図を見たり天気予報を見たり、もしくはオンライン会議をしたり映画を見たりなどできるようになるのかもしれません!未来が待ち遠しいですね。

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した技術たちが、近い将来当たり前のように使われるようになるのかもしれません。今後のモビリティ社会が楽しみですね。

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