tetsunagi とは

伝統的工芸品とそこに携わる方を紹介するサイトです。 日頃の生活に密着した日用品に機能と美しさを併せ持たせた「工芸品」と呼ばれるものがあります。伝統的工芸品は、100年以上にわたりその土地で受け継がれてきた手工業であり、伝統的な技術技法、原材料が使われた工芸品に対して認定されます。 ものづくりの盛んなこの中部地方で、長年にわたって受け継がれている技術や技法を用いて作られた工芸品の数々を知っていただく機会となればと考えております。
※「伝統的工芸品」という呼称は、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」で定められました。

情報発信を通して、自分たちの手で、この素晴らしい伝統を繋いでいきたい・・。
多くの人に知ってもらい、触れてもらい、後世に引き継いでもらいたい・・。
そんな願いをこめて「tetsunagi」と名付けました。

株式会社電広エイジェンシーは、文化的活動の一環としてこのサイトを運営しています。

有松絞り

有松絞りは400年の歴史を持つ、絞り染めです。「しぼり」の技法は、蜘蛛絞(くもしぼり)、嵐絞(あらししぼり)、雪花絞(せっかしぼり)など約70種類にも。慶長年間(1596~1615年)、名古屋城築城に来ていた人から伝えられた絞の技法を用いて、竹田庄九郎が手ぬぐい(豆しぼり)をつくり、「九九利絞(くくりしぼり)」として売り出したのが始まりといわれています。 旅人が故郷へのお土産にと、きそって絞りの手拭、浴衣など を買い求め、これが東街道一の名産品となりました。

名古屋友禅

尾張藩主徳川宗春の頃(1730~1739年)に、京都、江戸などから友禅師が往来し、その技法が伝えられたことに始まります。名古屋の土地柄を反映して、単彩濃淡調の色使いのなかに幽玄さを秘めた"渋(しぶ)"さを特徴としています。300年以上受け継がれて、今も愛され続けている伝統ある織物です。手描き手法と型手法の2つの手法があります。 手描友禅:白生地を仮絵羽縫(かりえばぬい)し、青花液(あおばなえき)で下絵を描き、色挿しをします。挿した色を定着させるために蒸した後、模様部分に伏糊(ふせのり)をして地色を引染し、再び蒸して水洗し、最後に箔置(はくお)きなど彩色仕上(さいしきしあげ)をします。

常滑焼

日本六古窯の一つの常滑焼は、平安時代末期には常滑を中心にして知多半島の丘陵地のほぼ全域に穴窯が築かれ、山茶碗や山皿、壷などが作られました。この時代に作られた焼き物は、一般に「古常滑」と呼ばれています。鉄分を多く含む陶土を、釉薬をかけずに堅く焼き締めたオレンジ色の朱泥(しゅでい)の急須は、常滑焼を代表するやきもの。原料に含まれている鉄分を赤く発色させるのが特徴となっています。使い込んでいくうちに艶が出てきて美しい表面になります。

赤津焼

赤津焼(あかづやき)は、瀬戸焼のうち瀬戸市街の東方にある赤津地区で焼かれる焼物。7種類の釉薬(灰釉・鉄釉・古瀬戸釉・黄瀬戸釉・志野釉・織部釉・御深井釉)とへら彫り、印花(いんか)、櫛目(くしめ)、三島手(みしまで)など12種類の装飾技法が今に伝わり、1977年(昭和52年)には、国の伝統的工芸品にも指定されました。2010年2月現在、赤津焼伝統工芸士14名。

尾張七宝

七宝焼は銅又は銀の金属素地を用い、その表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を施し、花鳥風月、風景などの図柄をあしらったところに特徴があります。特に図柄の輪郭となる部分に銀線を施す有線七宝は尾張七宝の代表的な技術です。七宝とは七つの宝という意味で、仏教の経典にある七種類の宝をちりばめたように美しいものという意味で名づけられました。伝統的な有線技法や、本研磨技術を駆使し、江戸時代後期から受け継がれ今も愛されています。

新着情報

  • 2018/03/08tetsunagiサイト、オープンしました。